リク
先生！最近ニュースでビットコインって言葉を聞いたんだけど、あれって何？ゲームのお金みたいなもの？
ユイ
うん、私も聞いたことある！でもどうやって使うのか全然わからないよ。
モモカ
デジタルなお金って聞いたけど、現金とは違うのかな？
門井先生
みんな興味を持っているね。ビットコインは、いわばデジタル通貨だよ。インターネット上だけで使える特別なお金なんだ。
リク
え、現金みたいに持ち歩けないの？
門井先生
そうだね。ビットコインは現金みたいに手に持てるものじゃなくて、スマホやパソコンの中にデータとして保存されるんだよ。
ユイ
データでお金って、なんだか不思議。誰がそれを作ったの？
門井先生
いい質問だね。ビットコインは国が作ったものじゃなくて、ある人物やグループが考えたんだ。その名前が『サトシ・ナカモト』。だけど、正体はまだ謎なんだよ。
モモカ
国が作ったお金じゃないのに、どうして使えるの？
門井先生
それは、ビットコインを使いたい人が増えて、みんなが『価値がある』と信じているからなんだ。昔の貝殻のお金と同じだね。
リク
じゃあ、僕のお年玉をビットコインに変えるのはどう？
門井先生
それも一つの使い方だよ。ただし、ビットコインの価値は変動が激しいから、注意してね。
ユイ
たとえば、急に価値が下がることもあるの？
門井先生
そうなんだ。それを『リスク』と呼ぶんだけど、その分、大きな利益が得られる可能性もあるんだよ。
モモカ
なんだかゲームみたいだね。でも、しっかり知識をつけてから使うのが大事だね！
門井先生
その通り！ビットコインを学ぶことで、これからのデジタル社会の理解が深まるよ。
この記事のポイント
- ビットコインはインターネット上で使えるデジタル通貨で、国が管理するお金とは異なる特別な存在。
- 価値はみんなが「使いたい」「価値がある」と信じることで生まれ、需要と供給で変動する。
- 知識を持って活用することが大切。リスクと利益を理解しながら、デジタル社会に備えよう。
門井孝史
1977年、埼玉県生まれ。ファイナンシャルプランナーとして企業経営者や不動産オーナーをサポートし、MDRT最上級資格「TOT」を持つお金の専門家。「子どもにもお金の大切さを知ってほしい」という想いから、『マネテラス』でお金の仕組みや使い方を楽しく教える。趣味は野球で、休日はキャッチボールを楽しむことも。
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