
リク
お小遣いをもらったんだけど、全部使っちゃっていいのかな?

ユイ
私は半分くらい貯金しようと思ってるよ!欲しいものもあるけど、全部使うのはちょっともったいない気がするし。

モモカ
でも、全部貯金しちゃうと何も楽しめなくない?

門井先生
お金の使い方を決める基準を考えよう
お金を使うときに「本当にこれでいいのかな?」と考えたことはありますか?お金は一度使うとなくなってしまうので、しっかり考えて使うことが大切です。
お金を使う前に考えたいこと
- ・本当に必要?(今すぐ必要か、あとでもいいか
- ・長く使えるもの?(すぐに飽きないか)
- ・ほかのものと比べてどっちが大事?(同じお金を使うなら、どちらが価値があるか)
この3つを考えるだけで、無駄遣いを減らして、より満足できるお金の使い方ができます。
消費と貯金のバランスを考えよう
お金は全部使ってしまうと、いざというときに困ることもあります。逆に、全部貯金してしまうと、今楽しめることを逃してしまうかもしれません。だからこそ、「使う」と「ためる」のバランスが大事なのです。
どのくらい使って、どのくらい貯める?
お金の使い方にはいろいろな方法があります。例えば…
お金の使い方 | 例 |
---|---|
全部使う | すぐに欲しいものを買う |
半分貯金・半分使う | 欲しいものを買いながら、将来のために少しずつためる |
ほとんど貯金して、少しだけ使う | 大きな目標に向けてためながら、少しずつ楽しむ |
どの方法を選ぶかは、自分の目標や考え方次第です。
目標を決めて楽しく貯金しよう!
「貯金」と聞くと、何かをガマンしなければいけないイメージがあるかもしれません。でも、ただお金をためるだけではなく、「このために貯金する!」という目標を決めることで、貯金がワクワクするものに変わります。
貯金の目標の例
- 短期目標(数か月)
- おこづかいをためて新しいゲームを買う
- 中期目標(半年~1年)
- 夏休みの旅行のおこづかいをためる
- 長期目標(1年以上)
- 自転車やタブレットなど大きな買い物のためにためる
目標があれば「ためる楽しさ」も感じられるようになります!
失敗しないお金の使い方
お金を使うとき、「これ本当に必要かな?」と考えずに買ってしまうと、あとで後悔することがあります。たとえば、「セールだったから買ったけど、ほとんど使わなかった」 や 「その場の気分で買ったけど、別のものにすればよかった」 という経験はありませんか?
よくあるお金の使い方の失敗例
- セールや限定品につられて買ったけど、あまり使わなかった
- その場の気分で買ってしまい、あとで「別のものを買えばよかった」と思った
- おこづかいを全部使ってしまい、あとで欲しいものが買えなくなった
失敗を防ぐためのコツ
- すぐに買わずに少し考えてみる
- 家に似たものがないか確認する
- 買った後のことを想像して、本当に使うか考える
こうすることで、後悔しないお金の使い方ができるようになります!

リク
なるほど!お金を使うときは「本当に必要か」って考えるのが大事なんだね。

ユイ
貯金も、目標があれば楽しくできそう!私は旅行のおこづかいをためることにする!

モモカ
買い物するときにすぐ買わずにちょっと考えてみるのもいいね。これから試してみよう!

門井先生
みんな、いい考え方ができるようになったね!お金はただ使うものじゃなくて、工夫して使うともっと楽しくなるよ。これからも、お金の使い方を考えながら上手に活用してみよう!
この記事のポイント
- お金を使う前に「本当に必要か」「長く使えるか」を考えるとよい
- 「消費」と「貯金」のバランスを考え、自分に合った使い方を選ぶ
- 目標を決めると、貯金も楽しくなる
- すぐに買わずに少し考えることで、後悔しないお金の使い方ができる

門井孝史
1977年、埼玉県生まれ。ファイナンシャルプランナーとして企業経営者や不動産オーナーをサポートし、MDRT最上級資格「TOT」を持つお金の専門家。「子どもにもお金の大切さを知ってほしい」という想いから、『マネテラス』でお金の仕組みや使い方を楽しく教える。趣味は野球で、休日はキャッチボールを楽しむことも。