お金を知って未来を照らす マネテラス

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税金って何?どうして必要なの?

リク

ねえ先生、お店で買い物をすると「消費税」がついてくるよね?あれって何のためにあるの?

ユイ

そういえば、大人は「税金を払うのが大変」って言ってるけど、どうして払わないといけないのかな?

モモカ

税金って昔からあったの?昔の人も税金を払っていたのかな?

門井先生

いい質問だね!税金は、みんなが安心して暮らせる社会を作るためにとても大切なお金なんだ。そして、税金の歴史はとても古いんだよ。今日は、税金のはじまりやどんなふうに使われているのか、一緒に考えてみよう!

税金って何?

税金は、国や地域のために集められるお金のことです。道路を作ったり、警察や消防の活動を支えたり、病院や学校を運営するために使われます。みんなが安全で便利に暮らせるようにするために、必要なお金なのです。

税金は何に使われているの?

税金は、私たちの身の回りのさまざまなことに使われています。もし税金がなかったら、たくさんのサービスが利用できなくなってしまいます。

使い道 具体例
道路や橋の整備 車や自転車が安全に通れるようにする
学校や教育 公立の学校を運営し、先生のお給料を払う
医療や福祉 病院や高齢者向けの支援に使われる
警察や消防 事故や犯罪から人々を守るための活動

税金っていつからあるの?

税金の歴史はとても古く、昔の国の王様や貴族が人々から食べ物やお金を集めていたことが税金のはじまりといわれています。今のようにお金で払うのではなく、作物や布、動物などを納めることが多かったのです。

時代 税金の形
昔の王国時代 お米や野菜などの作物を納める
江戸時代 年貢(お米で納める税)
現代 お金で税金を払う

昔の税金も今の税金と同じように、国を支えるために使われていたのです。

どんな種類の税金があるの?

税金には、みんなが支払うものと、特定の人が支払うものがあります。それぞれの税金は、異なる目的で使われます。

みんなが支払う税金

消費税
買い物をするときにかかる税金
住民税
住んでいる地域のために払う税金

特定の人が支払う税金

所得税
仕事でお金をもらった人が払う税金
自動車税
車を持っている人が払う税金

もし税金がなかったらどうなるの?

税金がないと、道路や学校、病院を作るためのお金が足りなくなってしまいます。たとえば、もし税金がなかったら、次のようなことが起こるかもしれません。

  • ・道路がボロボロになっても直せない
  • ・消防車や救急車がすぐに来られない
  • ・学校がなくなり、勉強する場所がなくなる

税金があるからこそ、みんなが安心して生活できる社会が作られているのです。

リク

へえ、昔の人もお米や布で税金を払っていたんだ!

ユイ

今はお金で払っているけど、昔から国を支えるために必要だったんだね。

モモカ

たくさんの人が税金を払うからこそ、私たちが便利に暮らせるんだね!

門井先生

その通り!税金は私たちの暮らしをよくするために使われているんだよ。どんなふうに使われているのかを知っておくと、より身近に感じられるね。

この記事のポイント

  • 税金は、国や地域のために集められるお金で、道路や学校などに使われる
  • 税金の歴史はとても古く、昔はお米や作物を納める形で支払っていた
  • 消費税や住民税など、みんなが支払う税金もあれば、特定の人が支払う税金もある
  • 税金がないと、公共のサービスが受けられなくなり、生活が大変になる

門井孝史

1977年、埼玉県生まれ。ファイナンシャルプランナーとして企業経営者や不動産オーナーをサポートし、MDRT最上級資格「TOT」を持つお金の専門家。「子どもにもお金の大切さを知ってほしい」という想いから、『マネテラス』でお金の仕組みや使い方を楽しく教える。趣味は野球で、休日はキャッチボールを楽しむことも。


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